フルートの材質PartⅡ

同じフルートでも様々な材質で作られているものがあってそれぞれ個性が違います☆

今回はPartⅠの続きです✨

プラチナメッキ

銀にプラチナをメッキしたものです。
銀のフルートに音色は似ていますが、よりクリアな音色が特徴です。
そして、酸化しないので黒くならない銀のフルートという感じもあります笑

金の濃度によってかなり違います。
メーカーさんによって異なりますが、基本的に9K〜24Kまで濃度の振り幅があり、1番薄いのが9Kで1番濃いのが24Kです。
因みに9Kの9というのは銅と銀に対して24分の9の割合で金が配合されているという意味です!
そのため、重さや色が違い、濃度が薄いものほど軽く色がピンクゴールドに近く、濃度が濃いものほど重く色がオレンジに近くなってきます☆

9Kは金のフルートの中では1番軽量で銀のフルートよりも抵抗感なく楽に音がなるので、金のフルートに強い憧れを持って始める方やお子さんやご年配の方で息の力が弱いけど金のフルートが良い!という方におすすめです☆

14Kは金のフルートの中ではおそらく最も使用している方が多いモデルで、私もこちらを愛用しています♪
輝かしい豊かな音色と滑らかな音の立ち上がりが特徴的です。

18Kはおそらく14Kの次に人気のモデルで、さらに音の重厚感が増すのが特徴的です。

24Kはほぼ純金で0.1%だけ硬度を上げるために特殊な金属が配合されたものです。(純金のままだと硬度が低くちょっとぶつかっただけでフルートに傷がついてしまったり過度な力で変形してしまったりと強度が弱いのでそれを改善するため。)
正直、24Kのフルートを愛用されている方は私はほぼ見たことがありません笑
お値段も1000万近くになってきますので管楽器の中ではかなり高価です。

プラチナ
フルートに使われる材質の中で1番密度が高く、1番重量のあるものです!
重量も吹く時の抵抗感もかなりあるので、女性だと吹きこなすことが難しい場合があります。
フルートは音が出るから、1曲吹けるからその人に向いている楽器というわけでなく、30分、1時間とある程度の時間吹き続けられる、練習できるくらいその楽器に対応できていないと、その人に合っている楽器とは言えません。
ですが、プラチナを吹きこなせると音の強弱の幅の広さや音の透明感などが特徴なので、表現がとても豊かになります♪


笈沼沙衣

𝑭𝒍𝒖𝒕𝒆 𝑳𝒆𝒔𝒔𝒐𝒏 𝑺𝒆𝒕𝒂𝒈𝒂𝒚𝒂

世田谷区にある女性限定フルート教室

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